情報通信ネットワークコース

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情報通信ネットワークコース

コンピュータやモバイルネットワークでの有線・無線技術や通信・ネットワーク技術

多様な有線・無線通信を行う情報ネットワークや分散システムにおいて、各モデル階層(通信機能を階層構造に分割したモデル)の設計・実装・制御・分析に必要な技術を習得し、情報・通信機器、通信システム、ネットワークインフラ、総合的な情報システムの設計から開発・運用まで学びます。将来は主に情報・通信機器メーカーの研究開発部門などで、活躍の道が開かれています。

キーワード

計算機ネットワーク、モバイルネットワーク、無線通信システム、インターネット、ネットワークアーキテクチャ、ネットワーク管理、分散システム

養成する技術者像

情報・通信機器や通信システムを含む情報システムを設計・開発・運用できる技術者

研究室紹介

塚本 和也 研究室 - 毎日の生活を豊かにする縁の下の力持ち。安全・安心・便利な社会を実現する無線通信

塚本 和也 研究室

私達の日常生活は通信であふれています。毎日、朝は「おはよう」、昼は「こんにちは」、夜は「こんばんは」と周りの人と挨拶を交わします。一方、インターネットは地理的に離れた世界中の人々とつながるという革命を起こし、日常生活が飛躍的に便利になりました。特にスマートフォンなどに代表される無線通信は人々の生活に急速に浸透し、地理的に離れた人と常につながることができるため、安心感や利便性を提供しています。この便利さがゆえに、今後は車や電気製品など我々の身の回りに存在する多種多様な機器が無線通信により接続されると予想されるため、通信量が莫大になります。加えて、バッテリーや計算能力、通信速度、通信範囲などが大きく異なる機器が混在するため、混信が頻繁に発生し、通信性能が劣化すると予想されます。そこでこれらの問題を解決し、無線資源を有効利用するためのアクセス制御や通信経路決定、及びデータ転送量決定に関する手法を考案し、その有効性を計算機シミュレーションや実証実験を通じて明らかにしています。